ナビゲーション
どうやって目的地に行くの?


 「見えないのに、よく歩いて来れたね」や、「一人で行ける?」または、
「どうやって歩くの?)などと質問され、感心される。

 もしも「私の実家へ行ってください)といわれて、行ける人はいるだろうか?
もちろん、始めから知っている人は別である。
必要なのは、どのように行くかという情報です。
この情報が無ければ、誰でも行くことはできません。
これは、視覚障害者でも同じです。
どのように行って良いのかわからなければ行けないのです。

 では、見える人と、見えない人の違いは、どこにあるのでしょう。
それは、「確認事項を、目で確認できない)という、当然の事なのです。
確認事項とは、ここがどこの駅かとか、階段がこっちにあるとか、どこどこ行きのバスとか、
お店の名前とか、交叉点の名前など、目で見ればわかること。
逆を言えば、それらが確認できれば、目的地に行くことができるのです。
では、どのようにして、それらを確認するのでしょうか?
やはり、人に聞き、確認するのが正確で、安全で、早いでしょう。
しかし、その人がいつでもどこにでもいてくれるとは限りません。
そこで、前もって、道のりを聞いておく必要があります。
駅の改札を出たら、どちらに行くのか。
どのくらい歩くのか?横断歩道をいくつ超えるのか?
目以外で、確認できることは無いのか?たとえば、パチンコ屋さんの音。
花屋さんの、花の香り。食べ物屋さんの、匂い。
これらの情報を、聞いておく。
つまり、地図を聞いて、覚えるなどしておく。
視覚障害者の歩行で大事なのは、頭の中に地図が描かれるかです。
道路の状況は、白杖で、確認しながら歩きます。
盲導犬は、目的地に連れていってくれるわけではありません。
白杖、盲導犬については、別の項でお話します。
困るのは、音でも匂いでも、杖でも確認できないこと。
それは、文字です。表札に、「山田太郎)書いてあっても、どうしようがありません。
やはり最終的には、見える人の力を借りなければなりません。
皆さん、よろしくお願いします。





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